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2015年4月22日 (水)

2回目の『風に立つライオン』

月曜日、やっと2回目の『風に立つライオン』を観てきました。

なんか1回目よりも感動しましたsign03 行ってよかった!と思いました。

実は、1回目の時、感動したけど、家帰ってから考えてたら、

あの学生時代のエピソードとかは必要だったのかな?って思ったんです。

でも、2回目で、それがわかったんです。

大沢さんもインタビューで言っていたけど、

「航一郎はヒーローでもないし、強いわけでもない。」

そうなんです。航一郎は、とても繊細な人で、

ロキチョキオの病院で、現地の少年兵たちの現状等を見た時も、

ンドゥングに腕をかまれた時も、大きな衝撃を受けてるんですよね。

自分に向かって、あんなに「頑張れー!」って何度も叫ぶのだって、

もともと強い人はしないでしょう。

弱いからこそ、自分を奮い立たせるために、自分に負けないために、何度も叫ぶ。

でも、彼は、とても頑張り屋で、負けず嫌いで、逃げることが嫌いで、

目の前の壁をいつも乗り越えようとする人なんですね。

吃音があったのは繊細な性格のため。

でも、それを克服したくて、合唱コンクールのソロパートを申し出た。

大学受験に失敗した時も、一生懸命勉強して、断トツの成績で合格した。

アフリカに来た時も、あんなに衝撃を受けたのに、もう1度、ロキへと志願した。

そうやって、いつも逃げずに苦難を乗り越えてきた人。そこが素晴らしいんですよね。

でも、恋人に関しては、考えが甘かった(笑)んでしょうね。

きっといつか来てくれるって思ってたのかなぁ?

「もう日本へは戻らない。」と決めてから、貴子から手紙が来る。

本当に1人になったと実感した彼は、張り切り過ぎちゃったのかな。

だから、あの日、「嫌な予感がする。」と言った運転手の言葉も聞かず、出掛けてしまった。

ダメだよー、現地の人の第6感は信じなきゃー!と思いましたsmile

腕時計のことを聞かれるシーンがあるので、きっとその時計目当てでやられたんだろうことは

想像がつくけど、遺体が見つからなかったのはなぜなんだろう?

 

ところで、映画の中で、航一郎が若い頃のエピソードで、

奥さんが肝臓がんで、すぐに入院して手術した方がいいけど、その大学病院には

空きのベッドがなく、個人病院をすすめたのに、その夫婦はこの病院がいいと言って、

空きが出るまで待っていたら、悪化して亡くなってしまったというのがありましたが、

私的には、こういうの理解できません。その病院にこだわる理由がわからない。

命がいちばん大事なのだから、とにかく早く手術したいですよ。

でも、そんな人もいるんですね・・・。

そして、その悲しみをぶつける旦那さんを受けとめる航一郎。

私、昔から思っているんですが、

医者っていうのは、頭が良ければなれるものじゃない、手先が器用ならなれるものじゃない、

精神的に強くなければやっていけない仕事だ、と。

航一郎も、強かったわけではないけど、強くあろうとした。

このエピソードですが、昨日見つけたブログに書いてありました。

この曲のモデルになった医者”柴田紘一郎”さんの実際の体験談なんだそうです。

シュバイツァーの伝記を読んで医者をめざしたのもそう。

昔、さださんと、この柴田先生が酒を飲んで交わした話のことも書いてあったのですが、

とても感動しました。本当に素晴らしい先生です。

リンクを貼りたいところですが、勝手にするのもちょっと・・・なので、

よかったら探してみて下さい。

 

さて、この映画の公開日3/14ですが、

ラストに震災のシーンがあるので、その3/11の週末にあたるこの日を公開日に

したんじゃないか?と、そのブロガーさんが書いていました。なるほど~!

そういや、何かの雑誌に、”公開日が先に決まっていたんだけど、三池監督が忙しくて、

なかなかあかなく、撮影がぎりぎりになってしまった。”とあり、

ああ、それで撮影から公開が短かったのかーと思ったのですが、

そこまで公開日にこだわっていたのは、やはりそういう理由からなのかもしれませんね。

 

話は変わりますが、

『花燃ゆ』の音楽担当って、『アテルイ』の音楽担当と同じ人だったんですね!

それでかー!flairって思いました。

私、初回を観た時から、『アテルイ』の時の音楽と似てるなぁって思ってたんですよsign03

でも、大河とかNHKのドラマ、あまり観ないから、NHKはみんなこんな感じなのかと思ってたcoldsweats01

 

さぁ、4月下旬。きっと、今月の会報で、ファンミの発表がありますね!

いつあるのか、どこでやるのか、楽しみですnote

 

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大沢たかお」カテゴリの記事

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コメント

私も航一郎と貴子の関係について何度も考えてしまいました。
「アフリカ行きを断る=プロポーズを断る」みたいな感覚が漠然とありますよね。
でも実際は、二人の間できちんと別れ話はしないまま、航一郎はケニアへ旅立ったのではないかな?
きちんと別れたわけじゃないけど、連絡を取り合うのもためらわれる曖昧な関係。
当然、「待っていて欲しい」「待っています」という約束もしなかった。
でも、二人とも心の奥では、航一郎がケニアでの任期を全うして日本に帰ったら、元の二人に戻れるかもしれないという漠然とした期待も持っていた。
けれど、次第に二人は、それぞれの道がもう引き返せないところまで来てしまっていて、その道は決して交わることのないものだと悟る。
それで航一郎は、自分の中の日本への未練を断ち切るかのようにケニアに留まることを決意した。
一方貴子も、帰国しない航一郎への想いを断ち切るかのように、新しい人生の始まりを告げる手紙を書いた。

な~んてね、私はこんな風に勝手に想像して観ていましたよconfident

> ダメだよー、現地の人の第6感は信じなきゃー!

そうなんですよ~!私は3回観に行ったけれど、一緒に観た人は皆そう言ってました。
航一郎さん、もうひたすら前に突き進むしかなかったんですよね。(涙)

大学病院にこだわって、手遅れで亡くなった奥さんの話は原作で詳しく書かれてました。
当時は大学病院至上主義だったというような説明がされてたと思います。

公開日は震災に合わせてますよね、絶対に。
だって原作では、後半は石巻でのンドゥングの活躍のお話ですから。
あの瓦礫の中で出会った男の子「あつお」にンドゥングが「バトン」を渡すんです。
でも映画ではバッサリとカットして、航一郎だけに焦点を絞っていて観やすかったです。

私も『花燃ゆ』の音楽が『アテルイ伝』の川井憲次さんということで期待してたんです。
期待以上でしたsign03
私、大河ドラマが好きで、歴代のテーマ曲を集めた音楽集も持ってるんですが、『花燃ゆ』のテーマ曲は最高レベルですよ~note
そのうちサントラも買いたいです。

長文、失礼しました。

>立夏さん
レスが大変遅くなってすみませんsweat01 今日はちょっと出掛けてました。

航一郎と貴子の関係、うんうん、立夏さんの言うとおりだと思います。
「アフリカに行けない」と話した時も、どこまで話したのかは出てこないし…
原作にも、このあたりの詳しいことは書かれていないのですね。
あと、”秋島”って名字で呼んでいたり、ベンチに座る時も離れていたので、
そんなに深い?長い?関係ではなかったのかな?と、ちょっと気になりました。

第6感説、やっぱりみんなそう思いますよねぇsmile
それに、2度目のロキへ行くとき、自分で運転して、院長に怒られてたし、
危機意識がちょっと低かったのかな?とも思いました。
そこは日本人っぽかったのかも。

大学病院至上主義、そうなんですかー。そういう時代だったんですね。
悲しい話ですね…。

やっぱり公開日には意味がありそうですね。
そっかー、原作では半分、ンドゥングのお話なんだー。
読んでみようかな(^^)

大河ドラマの音楽集を持ってるなんて、すごいね!
その中で、『花燃ゆ』が最高レベルとは!
視聴率もあがっていくといいなぁ。

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